絶対に知っておきたい出会いエピソード

川と楽器と不思議な出会い

川と楽器と不思議な出会い

私は当時19歳で、しがないフリーターの男性だったのですが、その頃私はギターを弾くのが好きで、よく住宅街から少し離れた所にある大きな川で演奏していました。
弾く曲は、曲作りもしていたので自分作ったインスト曲を弾いている事が多かったです。
そんなある日、私がギターを弾きにその川に行ってみると、そこには先客がいました。
そこにいたのは女性だったのですが、その女性もまた、私と同じように楽器を演奏していて、彼女はサックスで曲を吹いている最中だったのですが、そのコード進行を聞いて私はある事に気がつきます。
何かを察したように、笑いながら私はギターを弾き出します。
彼女の演奏が途中で止まり、びっくりしたような顔でこちらを見ましたが、彼女もすぐ、私の演奏に合わせるようにサックスを吹き始めました。
そう、彼女が演奏していた曲は、まぎれもなく私が作った曲のコード進行そのものだったのです。
それが、彼女との不思議な出会いでした。
それが縁で彼女とは、その川でよく出会うようになり、初めは会話こそしないものの、楽器をセッションする事もしばしばありました。
会話をする機会もしだいに増え、初めて出会った時の曲の事を尋ねてみると、やはり演奏していたのは私の曲のようで、私が奏でているのを聴いていて、それで曲が頭に残っていたとの事でした。
こうして彼女とは、楽器仲間になり成人した今も付き合いがあります。
この時の出会いは今でも私達の笑い話です。